【配当状況】2021年1月は11,518円でした(MO、ARCC)

【配当状況】2021年1月の配当は11,518円でした

こんにちは、りょう(@august_green_tw)です。

今更ですが2021年初月の配当金を着金ベースで結果をまとめます。

1月の配当金内訳

ティッカー銘柄収支レート税引後税引前口数単価
MOアルトリア・グループ¥6,784¥110/$$61.68$86100$0.86
ARCCエイリス・キャピタル¥4,733¥110/$$43.03$60150$0.40
合計¥11,518¥110/$$104.71$146250

当月は米国高配当株投資の代表格であるアルトリア・グループ(MO)とエイリス・キャピタル(ARCC)から配当がありました。いずれも米国高配当系のブログやTwitterでは頻繁に紹介される銘柄です。私も保有していますが、コロナ情勢での超高配当となった時期の購入ではないです。ちょうど1年前くらいの購入ですので、グロース株などと異なり約1年のドローダウンに苦しんでいた銘柄たちですが、直近ではいずれも1年前とほぼ同等の値を付けているところです。

ARCCは利益の9割を配当(分配)金に回す銘柄ということで、連続増配などではありませんが10年以上の長きに渡ってほぼ横ばいの値動き、分配金も維持で常に8〜10%程度の高利回りを記録しています。つまり、この10年間同銘柄を保有していた人は(税抜ですが)、単利で購入資金を回収しきっているという状況になります。72の法則で行けば、複利10年で200%のパフォーマンスを達成する利回りは約7%、超長期で見たVTIやVOOをそれと見た時に比較すると、単利で同等のパフォーマンスとなるのは恐ろしいことです。

MOは昨年10月の配当で$0.84から$0.86に増配しております。コロナ禍で多少の値崩れは起きましたが、タバコ銘柄特有の配当への維持が見えました。こちらも利回りは8%近辺で推移しており、エクソン・モービルのように増配記録が崩れるなど無ければ特段売却する理由は無い銘柄です。新規でガンガン購入していく時勢ではないかもしれませんが、既に保有している方は極端なPF出ない限り、または持っていないかたでも少し配当利回りを高めたいという志向の場合はトッピングに良い銘柄だと思います。何より、値動きもアップダウンが激しくなく落ち着いています。

月別配当金の推移

過去4年で1月に配当収入があった年はありませんでした。初めての年となります。ここ数ヶ月、志向の変化・迷いもあって高配当株をガンガン追加で買っていく、という当初方針から若干ブレている状況が続いておりますが、それでもしばらくは昨年までの恩恵で対前年比が右肩上がりとなることが想定されます。ちょうど次月からは昨年の比較対象がありますので(昨年は1月以外全ての月で配当収入があった)、対前年比を追加していきたいと思います。

今年はおおよそどの月も税引き後でも1万円前後は見込めそうです。まだまだお小遣いを渡すような年齢ではありませんが、子どものお小遣い費の捻出で苦労するようなことは取り急ぎ無い将来が約束されたと考えると多少はテンションが上りますね笑

配当利益の年間推移

青の棒グラフが左軸、橙の折れ線グラフが右軸です。累計の税引き後配当利益が18万円となりました。

2020年は8.7万円で着地しました。2021年はどこまでいけるでしょうか。保有銘柄の特段の無配・減配ラッシュとならない限りは追加投資無しで理論上13万円程度となることが今の見込みです。高配当銘柄への配当再投資と追加資金投入を行えば20万円超は堅いところですが、そうするかは今は少しまだ迷っているところです。

月平均30万円の目標達成に向けて

前回の記事であったように、2021年から妻の名義で積立NISAを開始、加えて私と妻の口座でそれぞれ1.67万円、積立NISAと合わせて毎月5万円の投資信託定期購入をセットしました。それぞれマザーファンドはテッパンのVTIとVTの商品をチョイスしています。

これは、昨年1年間の高配当投資を続けてきたところ、たった1年ではありますがパフォーマンスに大きな差があると認められることと、税制上の利点を上回るパフォーマンスを個別高配当株で出し続けることが困難と認めたためです。高配当株投資は精神衛生上の観点から、とても優れた方法論であると今でも思っておりますが、例えば自分の資産ポートフォリオの大半を高配当株に向けられるかというとそこには迷いが生じているのが昨年末時点の状況でした。

今後は毎月私と妻のそれぞれの口座で10万円の資金を入れつつ、それ以外に毎月15〜20万円ほどを時勢を見ながら高配当株、たまにグロース株をトッピングしていくことを今年は志向していきたいと思います。これまで見てきたKPIは、簡単に言えば「よっしゃー!先月、去年より今月の配当金増えたー!」でしたが、そういった結果がvividに見えにくくなることが想定されますのでレポート方法は再考しようと思います。一方で、超長期を志向する上で一時的な資産の増減(例え昨年3月のような暴落があったとしても)を追いかけてもそこの数値の多寡に意味は全くありませんので、そこが株の悩ましいところです。そういった意味では不動産の方がよっぽどKPIはシンプル(9割方値上がり益ではなく家賃収入≒配当狙いのため)ですね。