【配当状況】2020年7月の配当は8,047円でした(MO、ARCC配当)

【配当状況】2020年7月の配当は8,047円でした

こんにちは、りょう(@august_green_tw)です。

7月に予定されていた配当金を着金ベースで結果をまとめます。

7月の配当金内訳

ティッカー銘柄収支レート税引後税引前口数単価
ARCCエイリス・キャピタル¥4,733¥110/$$43.03$60.00150$0.40
MOアルトリア・グループ¥3,313¥110/$$30.12$42.0050$0.84
合計¥8,047¥110/$$73.15$102200

今月は高配当(分配金)を叩き出すで有名なエイリス・キャピタル(ARCC)とアルトリア・グループ(MO)の2銘柄からの着金です。MOは全四半期、4月30日配当でしたが着金ベースでは5月2日でした。当四半期は7月14日(楽天証券)には着金と、毎四半期ごとに時期が一定というわけではなさそうです。1,4,7,10月銘柄なのか2,5,8,11月銘柄なのかは毎月の配当金着金ポートフォリオを志向している関係で、多少気になるところですが、まぁ些末な話です。

コロナショックにおいては、MOはほぼ指数程度の影響しか出ておらず底堅く、またお金ばら撒きの量的緩和影響についてもほぼ無風ということで前四半期から特にトピックスらしいものもありません。コロナがあろうがなかろうが喫煙者はタバコを吸いますし、また世界的なタバコ需要のシュリンクによるジリ貧という状況も特段変化はありません。

一方でARCCは一時は年初の約$19を一時半値以下(約$9)まで下落しましたが、直近では$14~15まで回復。景気後退局面においてはポジティブ銘柄とは思えないため当面は$19付近まで復調する見込みはありませんが、大事なのは当座の分配金($0.4/四半期)が維持され続けるかどうかが争点です。もし維持され続けるようなハッピーサプライズがあれば利回りは驚異の11%超で、まるで築古不動産投資のような高利回りです。昨今の米国株・高配当株投資ブームにおいても保有する人はそこそこにいると思いますので、ぜひ期待したいですね。

月別配当金の推移

7月は過去3年、配当の無い月でしたが、毎月着金ポートフォリオを構築したためにグラフを描くことが出来ました。

こうして見るとコロナ影響が嘘のように、2〜4月を5〜7月が景気よく上回っています。当然ながら買い増しによる影響もありますが、幸いにして今の所は保有銘柄においては減配・無配の連絡は来ていない状況です。
しかし本格的なコロナ影響は次の8〜10月の着金がどうなるか次第です。毎月買い増しを続けていく中で右肩上がりを形成できないというのは、この投資スタイルにおいてモチベーションに関わる重要な事項です。

配当利益の年間推移

青の棒グラフが左軸、橙の折れ線グラフが右軸です。累計の税引き後配当利益が12万円を超えてきました。

このコロナショックにおいて、私は凡そ気にしていませんが大抵の方が気になるのがキャピタルロスです。
ざっと、配当利益を加味すればプラス・マイナスの収支はトントンという状況です。今後更に株価下落による資産価値の目減りは拡大する可能性は大いにありえますが、累計の配当利益は既に利益確定済みであり、株で損したか得したかという断片を見る時の精神衛生上の要素にはなります。

そしてこれは時間が経てば立つほど配当金が積み上がることで有利になる材料であり、成長率では配当(分配)を出さないETFの方が理論上有利とは言いつつも、ある一点でキャピタルロスとなっては豊かな精神衛生を保てるかに懸念があります(少なくとも私には)

月平均30万円の目標達成に向けて

毎月大体15〜20万円程度買い増しを行っているところですが、直近では三菱商事(8058)を購入しています。これにより先月のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の見込みと合わせ、理論配当が年間税引き後で10万円をようやく超えてきました。

税引き後で毎月30万円が最終ゴールとした際に、まだまだ遠いところではありますが
毎年10万円があれば
・コロナ特別給付金を毎年もらえる(ちょっとしたボーナス)
・毎月20万円の買い増し費用が1回だけ10万円割引に(あるいは30万円購入できる)
・国内旅行だってどこでも行ける(2名2泊3日くらいなら豪華に)
・テレビや冷蔵庫、洗濯機の買い替えに躊躇しなくなる
などなど、10万円という額は馬鹿にできない規模になってきています。

理想を言えば今年の年末までに享受する単年配当累計が10万円を超えてくるのを目指したいところですが、7月を終えた時点で4万円に届かないところですので少し難しそうですね。

もう少し分散を進めていきながら、来月以降は既存持株の買い増しを検討していきたいと思います。