【配当状況】2020年10月の配当は9,468円でした(HDV、MO、ARCC配当)

【配当状況】2020年10月の配当は9,468円でした

こんにちは、りょう(@august_green_tw)です。

10月に予定されていた配当金を着金ベースで結果をまとめます。

10月の配当金内訳

ティッカー銘柄収支レート税引後税引前口数単価
HDViシェアーズ高配当¥1,342¥110/$$12.2017.02200.85
MOアルトリア・グループ¥3,392¥110/$$30.8443.00500.86
ARCCエイリス・キャピタル¥4,733¥110/$$43.0360.001500.40
合計¥9,468¥110/$$86.07120.0220

今月はiシェアーズ米国高配当EFT(HDV)、アルトリア・グループ(MO)、エイリス・キャピタル(ARCC)からの配当がありました。全四半期と比べ月ズレなどもあり、高配当3銘柄が集中することとなりました。

HDVはコロナ禍以前まではエクソン・モービル(XOM)が構成比率1位と、大打撃を受けそうな印象でしたが分配金は概ね前年通りの$0.85で検討しています。ETFはさすがですね。エクソン・モービルは配当を維持する方針と直近決算でも報道がありましたが、そもそもPL上は巨額の赤字を抱えておりますので市況が大きく改善するなどハッピー・サプライズが無い限り現状の配当を維持するのは困難という見方です。それもあって同社の株価はコロナ前の半値以下になっていますが、ETFであるHDVはほぼ微動だにしていないといってよい値動きです。

また、アルトリア・グループ(MO)は前四半期の配当が$0.84でしたが、今期に増配をかましてきました。同社も株価は冴えないところですが底堅く堅調に利益を重ねての増配ということで、タバコ銘柄の底力を感じているところです。増配と株価の漸減もあって同社の直近利回りは9.5%となっています。

ARCCも利回り11%超ですが、これらの銘柄は約10年保有することでたとえ株価が横ばいだったとしてもトータルリターンは200%となります。これは年平均成長率7.2%程度のETFやグロース株と同等のパフォーマンスであり、配当の度に課税されてしまう非効率性はあるものの、四半期ごとに利益確定をしていくという仕組みは魅力的に映るのではないでしょうか。

月別配当金の推移

時期ずれの影響とMOの増配により最高値を更新しています。
ここ数ヶ月の株の買い入れは三菱商事・KDDIなど日本株に偏るところがありましたので、12月頃にこれらの配当が入金されれば今年は12月に単月1万円超えでフィニッシュ、となる見込みです。

ここらで積み上がる配当金を原資に更に買い増しを進めて雪だるま・右肩上がりを作っていきたいですが、いかんせん米国株が景況感に比べ割高、更に大統領選挙とコロナ感染者数過去最高でVIX指数も上昇しています。
高配当再投資は何も考えずただただ毎月買い増ししていくことで右肩上がりを形成していくスタイルですが、こうイベントが立て続くとなかなか難しい相場に感じてしまいます。

配当利益の年間推移

青の棒グラフが左軸、橙の折れ線グラフが右軸です。累計の税引き後配当利益が14.2万円となっています。

2020年の配当金は59,067円で、今年も残すところあと2ヶ月となりました。米国株だけでしたら四半期ごとですし年間の見込みを立てやすいところでしたが、日本株をいくつか入れてしまったため読みにくいです。とりあえず、累計利益が指数関数的に上昇している形となっている現状です。

月平均30万円の目標達成に向けて

今月はまだ株の買い増しを実行できていません。大統領選が終わった直後の混乱の中で一つ二つくらい掴みに行きたいと思っています。

また、楽天証券から先日連絡があって、保有株であるグロース株のリヴォンゴ・ヘルス(LVGO)が11月2日にテラドック・ヘルス(TDOC)へ株式交換という形で変わります。なかなかわかりにくい通知でしたが、LVGO 1株に対してTDOC 0.592株に加えて現金4.24ドルの交換が行われ、更に同タイミングでLVGOから7.09ドルの配当が払い出されます。面倒なのでなぜ4.24ドルと7.09ドルの配当に割れているのかは調べておりませんが、夏の報道時の予定通り、LVGO1株=TDOC0.592株+約11ドル、の方程式は実行されることとなったようです。

こうしたイベントは初めてですが、いろいろな銘柄を保有していると今後も様々に出くわす機会があると思われますので、今回のイベントと値動きを踏まえて立ち回りを考えていきたいと思います。ちなみに昨日、一昨日とテラドックは大きく値下げしています。残念…