【配当状況】2020年4月の配当は4,733円でした

【配当状況】2020年4月の配当は4,733円でした

こんにちは、りょう(@august_green_tw)です。

4月に予定されていた配当金を着金ベースで結果をまとめます。

4月の配当金内訳

ティッカー銘柄収支レート税引後税引前口数単価
ARCCエイリス・キャピタル¥4,733¥110/$$43.03$60.0150$0.4

今月はエイリス・キャピタル(ARCC)からの配当のみとなります。
先月と同じパターンですが、4月配当のアルトリア・グループ(MO)が4月30日払い出しの予定でしたが、5月2日の着金となりました。どうやら楽天証券では2日ほどタイムラグがあるようです。

以前の記事(配当利回り8%超のMOとARCCを購入し、年間配当額理論値が10万円を突破しました)で上げたように、MOやARCCは高配当を目的とした投資であることに加えて、毎月配当が払い出されるポートフォリオとする目的で購入した部分もあるために誤算ではあります。しかし、たまたまですが一ヶ月ずつずれても目的であった毎月配当の状況は作り出せているため結果オーライです。

月別配当金の推移

ARCCは単価が安く約18ドルで150株を購入しましたが、税引き後で5,000円弱の配当が手に入ります。先日の決算でも次回7月の分配金は$0.4/株の維持が決定されているため、短期的にはコロナ影響はキャピタルロスだけとなります。中長期でコロナ影響がどう効いてくるか、その中でARCCがどういった影響を受けるのかは読めるものではありませんが、当座、分配金が維持されているうちはノーダメージと捉えています。

ARCCの株価はコロナ影響で一時9ドル弱と、約半値まで落ちましたが現在は13ドル近辺で停滞している状況です。ダウやS&Pがコロナショック前の水準まで戻れば18〜19ドル近くまで戻るだろうとも考えられますが、そもそも過去10年超のチャートにおいてもARCCの株価は不況時は大きく値を下げ、好況時も横ばい、というパフォーマンスです。

上図は2004年10月を起点にS&P500指数と比較したものになりますが、コロナで大きく値を下げたS&P500はそれでも+158%である一方、ARCCは▲11.7%と低パフォーマンスです。
このことから言えるのは、ARCCはキャピタルゲインを狙う銘柄ではなく実質10%近い高利回り配当を購入直後から実現する劇薬であるということです。10%ということは、だいたい10年保有すれば購入価格は全て配当金でペイすることになります。値上がり益が大して期待できないARCCへの投資は、10年間は配当金(分配金)が維持されるだろう、ということにBETするということとイコールです。

配当利益の年間推移

配当金で得た税引き後利益の人生TOTALグラフです。オレンジの線はほぼ10万円に到達するところですので、5月の配当報告で確実に超えてくる予定です。

この見せ方では毎月の配当金が2020上の青い棒に積み上がっていくため、先月より少し高さが増していることと、それによりオレンジの折れ線の角度が少しずつ上向いていくものになります。
2018年度の途中でジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)やANA(9202)を売却してしまったことで2019の配当が少なく、現状は傾きに派手さはありませんが年間を通じて徐々に傾きがましていく仕様ですので、年末付近には指数関数的なグラフを描いてくれることを期待しています。

目標達成に向けて

投資目的を超長期戦略に切り替えてから、ある意味ではコロナショックによる1番底、2番底という話題にもそこまで精神を乱されずに済んでいます。バフェットではありませんが、基本的にどれもこれも永久保有銘柄として私か会社が朽ちるまでバイ・アンド・ホールドで行きたいと思っています。そうすることで、利益確定後の資金をどの会社に投資すべきかという悩みと、投資直後の値下がり値上がりへの一喜一憂に心を惑わされずにすみますから。

実は先日、日本株ですがオリックス(8591)を購入しています。現状想定利回りは6%強で、1単元株で年間7,600円(税引き後5,840円)ほどが期待収支になりますが、5月21日に決算があるためそこで減配とならなければ指数関数を押し上げる推進力の一つとなります。オリックスもこのコロナ禍でどういった動向となるか、直近の値動きは正直全くわかりませんが、5年10年30年と長期スパンで考えた時には、潰れなければ良い、の思想でアホールドを決め込みたいと思っています。