【配当状況】2020年9月の配当は4,804円でした(XOM配当)

【配当状況】2020年9月の配当は4,804円でした

こんにちは、りょう(@august_green_tw)です。

9月に予定されていた配当金を着金ベースで結果をまとめます。

9月の配当金内訳

ティッカー銘柄収支レート税引後税引前口数単価
XOMエクソン・モービル¥4,804¥110/$$43.68$60.9070$0.87
合計¥4,804¥110/$$43.68$6170

今月はエクソン・モービル(XOM)からの配当のみとなり、久しぶりに寂しい結果となりました。四半期前の配当状況ではHDVからの分配金もありましたが、私が運用に使用している楽天証券では9月中の着金となりませんでした。10月のまとめには含まれてくると思います。

エクソン・モービルは2019年度までは37年連続で配当金増配を実現してきた配当貴族銘柄の代表格のような存在です。アメリカ石油メジャーのトップで、オールドノーマルにおいてはまさに経済の源泉たる強すぎる銘柄でしたが、コロナ禍の現状において株価は1年前から半値以下、2014年頃の最高値時には100ドルを超える株価でしたが現在は34ドルに落ち着いています。

直近1年チャート

長期チャート

コロナショックとしてほぼ全ての銘柄が最安値をつけた3月23日の株価は31.4ドルと、3月23日にもしも逆張りで何かしらの株を買えば大きなキャピタルゲインを得られた現在の市況において、珍しくほとんどリターンが得られていない超々弱気銘柄に成り下がっています。

それもそのはず、そもそも現在の配当利回りは驚異の10%超となっていますが、そもそも今年のエクソン・モービルは四半期で10億ドルという巨額の赤字(円じゃなくてドル)を計上しており、もしもコロナなかりせばだったとしても昨年度は配当性向は100%を超えてくるような、既に配当金を吐き出しすぎている銘柄でした。

石油市場の先行きに暗雲が立ち込めている中で今以上の増配には望み薄となれば、新たに買い求める市場参加者は相対的に少なくなってしまうのは客観的にみて致し方ないことかと思います。

一方で、そういった状況下において私はどう立ち振る舞うか?というところですが、初志貫徹で永遠に手放さない勢いで塩漬けを継続していきたいと思っています。当初より投資方針は圧倒的な配当金狙いによる精神衛生上の安寧でしたので、例え一時的に無配となるような事があったとしてもたかだか数十万円程度の利を取りに行くため売り買いにより精神のすり減らす方が得策ではないと考えるからです。

月別配当金の推移

HDVからの分配金がずれ込んたために前四半期6月よりも低く出ており、3月4月と同等の水準です。ここ数ヶ月ではあともう1銘柄トッピングすれば1万円を超えてくる、という水準にいたために少々残念なところですが仕方がありません。年間TOTALで見ればいつ入ってこようが価値は変わりませんが、残念に感じているということは毎月安定的に安定した額が入ってくることへの期待感は自ずと高まっているからと考えられ、まさに配当狙い投資の魅力と言えるところだと思います。

配当利益の年間推移

青の棒グラフが左軸、橙の折れ線グラフが右軸です。累計の税引き後配当利益が13.3万円となっています。

2020年の配当金は49,599円で、今年も残すところあと3ヶ月となりました。うまくいけば10万円までいくかなと見込んでいましたが、この調子ではどうやら厳しいかもしれませんね。直近の買い増しでは日本国内株にも力を入れているため、12月あたりにまとめて着金されれば一発逆転がありうるかもしれません。

月平均30万円の目標達成に向けて

主軸にしていた米国株の割高感が続いている中、国内株にも目移りしています。9月28日は多くの国内企業において、3月9月決算企業の配当金権利確定日でした。ここのところ毎月20万円程度の追加投資でしたが、8月はリヴォンゴ・ヘルス(LVGO)に約50万、三菱商事にも20万円程度入れているため、9月は抑える予定でしたが、ちょっと魔が差して9月28日にKDDI(9433)を購入しています。

・・・結果は御存知の通り、KDDIではなくライバル企業のNTTドコモがNTT持株会社からのTOB発表によりたった2夜で+40%の株価upとなりました。素直に「いいなぁ」とは思うところですが、一方でドコモを買っていたとしても単元株程度、そうすると利益は表面で+12万円程度となります。今より資金力があったとしても10単元株で+120万円、100単元株(2700万円の投資)で+1200万円です。配当性向が60%超えで客観的においても落ち目気味であったドコモに、例え資金力があったとしても2700万円の投資はできなかっただろうなと思うと、どうやっても今回のサプライズを皮算用どおりに私が手にすることはなかっただろうなという振り返りです。

一時の増減による一喜一憂はどうしてもある程度はしてしまいますが、10年、20年、30年と付き合っていく銘柄をこれからも着々と増やしていきたいと思います。